- ドクターコース(小学5~6年生)2月前半実験レビュー
- [錦糸町校]
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「おおー!風船が膨らんだ!」栄光サイエンスラボの新学期が始まりました(^^)
ドクターコースの実験は、「呼吸の科学」です。実験で作ったこの模型。
ペットボトル内の風船が「肺」を表しています。
さて、この風船(肺)に空気を取り入れるためにはどうすればよいでしょうか?
人工呼吸ですかほかには?
ゴム膜を下に引き下げると、ペットボトル内の気圧が下がり、外から空気が入りこんで風船は膨らみました! では、ゴム膜を上に押し上げると・・・
「縮んだ!!」
私たちの体の中には、このゴム膜と同じ働きをする「横隔膜」という筋肉があります。
肺には筋肉がないため、自ら膨らんだり縮んだりできません。
そこで横隔膜を動かすことで、この模型と同じように、肺に空気を取り入れたり、 吐き出したりしているのです。次に、吐く息(呼気)と吸う息(吸気)の違いについて考えました。
子供たちから出た意見は、「温度」「酸素と二酸化炭素の量」「におい」など。
違うところはいくつかありそうですね!
今回は、成分について調べてみました。
ペットボトルに石灰水を入れ、実験開始!
まずは、吸気。
うっすらと石灰水が白くにごっています。
空気中にも二酸化炭素が含まれているということですね!
次に、呼気を通してみると・・・
「カルピスみたい!!」 吸気に比べて、呼気に含まれる二酸化炭素量は増えていることがわかりました。
「酸素についてはどうやって調べるの?」 新たな疑問が最後に、肺活量チェック
私たちが当たり前に行なっている呼吸ですが、意識してみると、横隔膜や胸が動いていることに気がつきます。 日々、何気なく行っていることに疑問を持つことは難しいです。
「息を吸うとお腹がふくらむのはなんで?」
「横隔膜がけいれんしておこる"しゃっくり"は、どうやったら止まるのだろう?」
「肺は、どのくらいの大きさなんだろう?」・・・
実験に取り組む中で、子どもたちにはたくさんの新たな疑問が生まれていました
ラボだけでなく、お家でも家族に実験を紹介し、一緒にやってみて、「なんでだろう?」をたくさん見つけてもらえたらなと思います!さて、春休みには特別実験として、ブタの肺の解剖を行います
本物の肺に触れ、気管や血管なども観察します。
今回の実験で、肺について興味を持った子はもちろん、初めての子も参加OK!
一緒に肺のつくりについて迫っていきましょう
栄光サイエンスラボ 錦糸町校 荒谷