- バチュラーコース(小学1~2年生)3月後半実験レビュー
- [武蔵小杉東急スクエア校]
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バチュラーコース3月後半の実験は「あぶらをリサイクルしよう」です
みなさんは上の写真のものが何かわかりますか?
これは、油から作られた「ろうそく」です料理などでよく使われる油は、使い終わった後そのまま下水に流さず、紙で拭き取ったり、固めて燃えるゴミへ捨てたり、集めてろうそくなどにリサイクルしたりと様々な方法で処理をします。
では、なぜそのまま捨ててはいけないのでしょうか?まずは油の性質を確認
水を入れたビーカーに油を入れてみると、油が水の上に浮いています。
ビーカーを割りばしで混ぜてみても、油は水に浮いたままです!
このことから、水と油は混ざりにくく、油は水よりも軽いことがわかりますねまた、ティッシュで油を吸い取ってみようと試みましたが、すべての油を取り除くことは難しそう...
どうやら、水と油は一度同じところに入れてしまうと、なかなか分けることが出来ないようです
以上のことから、油は下水に流してしまうと川や海を汚してしまうため、捨て方を工夫をしたり、使わない油を集めてリサイクルしたりするのです。今回は、そんな油をろうそくへリサイクルしていきます
油に固める粉を入れて温めながら混ぜます。粉をしっかり溶かし、色やにおいをつけて冷やしたら完成です
今回は油の性質を確認しながら、なぜ下水に捨てず、様々な方法で処理するのかを考えてみました。
油は他にも石けんや燃料にリサイクルされることがあります。
みなさんもお家で身近なもののリサイクルについてぜひ考えてみてください。それでは、次回の実験もお楽しみに
栄光サイエンスラボ 武蔵小杉東急スクエア校 鈴木