実験レビュー

  • ポストドクターコース(中学1~3年生)「発熱反応と吸熱反応」

    発熱反応と吸熱反応
    今回は、発熱反応と吸熱反応についての実験を行いました

    まずは、酸化カルシウムと水を反応させ、熱を発生させる実験を行いました。
    また、その熱によって水が気体の水蒸気へと変化するため、袋が大きく膨らみました。
    しばらくすると発熱も徐々におさまり、袋の中の水蒸気が冷えて液体の水にもどり、袋が縮むところまで観察できました。
    PD220201.jpg
    この発熱反応は非常用・携帯用の食事を、火を使わずにあたためるために利用されています。

    次は、化学かいろの反応についての実験です。
    鉄粉や活性炭、水、食塩水、バーミキュライトなどを使って、どのような組み合わせの時に発熱反応が大きいのか実験で確かめました。
    結果からは、鉄粉+活性炭+食塩水の組み合わせの時がもっとも発熱することが分かりました。
    また、かいろに使われているそれぞれの物質の役割などについても学習しましたね。

    後半では、吸熱反応についての実験を行いました。
    まずは、重曹とクエン酸を入れたビーカーに水を加えていきます。
    水を入れると気体(二酸化炭素)がはげしく発生し、温度計の温度が10℃ほど下がっていく様子が観察できました。

    次は、尿素と硝酸アンモニウムに水を加えていきます。
    重曹とクエン酸のときのように、化学反応がおこり気体が発生することはありませんでした。
    しかし、今回もどんどん温度が下がり、最終的には-1℃ほどになりました。
    この吸熱反応は冷却パックに利用されています。

    今回は手で発熱・吸熱を感じながらの実験でしたので、皆さん興奮していました。

    栄光サイエンスラボ 南浦和校




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