【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

バチュラーコース(小学1~2年生)「ふしぎなかがみのはこ」
[高田馬場校]

今回の実験テーマは「ふしぎなかがみのはこ」です!
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このラボットの形をした箱に食べ物カードを入れると...「コインが消えた!!」
一体どのような仕掛けがあるのでしょうか?

この箱の謎を解くカギは、「光」と「鏡」です。

まずは、光の性質を調べてみましょう。
光はふつう、まっすぐ進みますが、鏡などに当たると反射します。
LEDライトを使って確かめてみると...
B22022_2.JPG
本当に鏡に当たった光が反射しているのがわかりましたね。

次は、鏡の見え方についての実験です。
まっすぐ平らな鏡はよく見ますが、膨らんだり、へこんだりしている鏡にものはどのように映るのでしょうか?
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まっすぐの鏡では、5人のラボットしか映りません。

では、手前に、膨らむように曲げると...
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映る範囲が広がって、多くのラボットを映すことができました!

今度は奥に、へこませるように曲げると、
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ラボットの映る数は減ってしまいました。
膨らんでいる凸面鏡は、広い範囲を映すことができるので、カーブミラーや車のサイドミラーなどに使われています。

それでは、お待ちかねの不思議なラボット箱を作りましょう!
B22022_1.JPG B22022_6.jpg
実は、この箱の中には鏡が入っていて、口に入れた食べ物カードは鏡の後ろに隠れるようになっています。
つまり、おなかから見えていたのは鏡に映った世界だったのです!

身の回りでもよく見かける「鏡」ですが、たくさんの不思議が隠されています。
次回も、「鏡」を使ってあるものを作ります。お楽しみに!

栄光サイエンスラボ 高田馬場校


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