【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

バチュラーコース(小学1~2年生)11月後半実験レビュー
[麻布十番校]

バチュラーコース11月後半の実験は「ふしぎなボルタ電池」。
世界で最初の電池ともいわれる「ボルタ電池」を作って電池の仕組みを学びます。

まず初めに電気が流れたかどうかを調べるための電子オルゴールを作り、+極側に銅板、ー極側にマグネシウム板を取り付けます。
そして、銅板とマグネシウム板が触れないように精製水(きれいな水)に入れます。
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すると、スピーカーから音はほとんど出ませんでした。
この実験から、精製水は電気が流れにくいことが分かりました。

次に、精製水に硫酸ナトリウムという薬品を溶かしてから、再び銅板とマグネシウム板をその水溶液に入れました。
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すると、スピーカーから音楽がはっきりと聞こえました。
このことから、薬品を水に溶かすことで電気が流れやすくなることが分かりました。

続いて、+極とー極の両方を銅板にしたり、両方をマグネシウム板にしてみたところ音楽はなりませんでした。
このことから、マグネシウム・アルミニウム・亜鉛のような薬品に溶けやすい金属をー極に、金・銀・銅など溶けにくい金属を+極につないだときにだけ電気が流れることが分かりました。

さらに、水溶液のかわりにミカンやリンゴを使っても音楽が流れる=電気が流れることも確かめました。
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そして、2つの水溶液を導線でつなぐと音が高く、速くなる=電流が大きくなることも確かめ、これを応用してミカンとリンゴ両方を使って音楽を流すことに挑戦しました。
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実験が終わったあとで銅板とマグネシウム板を外してみたところ、銅板は特に変化がありませんでしたが、マグネシウムは汚れて模様がついていました。
このことからも、マグネシウム板の方が溶けて電気が流れたことが分かりました。
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実験で使用した電子オルゴールと銅板、マグネシウム板はお持ち帰りいただきましたので、ぜひご家庭でもどのようなものに金属板を刺すと電気が流れるか調べてみてください。
ただし、金属板を刺した物は金属が溶けだす可能性がありますので、使用後は絶対に口に入れるなどしないでください。

栄光サイエンスラボ 麻布十番校 中森