【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

バチュラーコース(小学1~2年生)9月前半実験レビュー
[勝どき校]

「まさつの力でふしぎマジック」
インクを消せるペンを知っていますか?
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「使ったことある!!」という人は、どうして消せるのか知っていますか?
今回はその秘密に迫ります!

【実験1】ノートとまさつ力

皆さんが普段、道を歩いたり、椅子に座ったり、鉛筆で字が書けたりするのは、
実は、まさつ力という物と物がふれたところにできるブレーキの力のおかげです。
このまさつ力がないと、つるっと滑って歩く事ができません。
よく見ると皆さんの靴の裏は、少しギザギザしていて、滑らないで歩けるように工夫されていますね!
ノートを使ってどれくらいまさつの力が強いのか、試してみました☆

二冊のノートを1ページずつ重ねて、紙がたくさん重なるようにします。
そして、すべてのページを重ね終わった後、引っ張ってノートを引き離そうとすると...?
「えぇ!全然離れない!」
まさつの力...強いですね!でも、紙同士の間に隙間を作ると...
「あ、簡単に離れた!」

そう、物と物がふれているところにまさつ力があるので少しの隙間があればまさつ力は働かないんですね!

【実験2】まさつペンをつかってみよう

次はいよいよ消せるペンを使ってみよう!
普通の蛍光ペンと消せるペンで文字を書いて、両方をこすると...蛍光ペンには何も起こりませんが、消せるペンでは...「あ、消えた!」
そうですね!でも、普通の消しゴムのように、紙についたインク自体を消してしまったわけじゃないんです!

【実験3】まさつペンと温度

次は消える不思議を探るために、紙コップに消えるインクで絵をかきます。
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そこに、お湯を入れると...??
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「うわぁ!!」なんと、消えましたね!

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消えない普通の蛍光ペンと両方で書いてみると...
消せるペンの方だけ絵がきえました!
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でも、よく見るとうっすらと書いた所が跡になっていますね
実は、この不思議なペンのインクは熱くなると透明になるインクなんです!
インクをこすると消えるのは、こする時にまさつの力で、「まさつ熱」が発生してインクをあたためていたからなんです!
では、消えたインクがまた見えるようにするためにはどうしたらいいでしょう?
あたためて消えたから...「冷やす!!」
何で冷やしますか?「氷!」「食塩!」

おお、皆さんよく覚えていますね!氷に食塩をまぜると、マイナス10℃くらいまで温度が下がります!
早速やってみましょう!
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「出てきた!!」皆さんの絵が復活していますね!
お家で消したペンも、冷凍庫に入れれば元に戻るかも??

【実験4】まさつ力とホバークラフト

最後は、まさつの力を少なくしてはしるホバークラフトを作りました。
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風船を膨らませて、空気が下から出てくると...「浮いてる!!」

そう、ホバークラフトは地面とできるだけ触れないように空気を出しながら走る乗り物です☆
お家で、ざらざらの所やつるつるの所で走らせてみて、どっちが走りやすいのか比べてみてね!

栄光サイエンスラボ 勝どき校 長谷川