実験レビュー

  • バチュラーコース(小学1~2年生)「ペットボトルふん水」

    ペットボトルふん水
    公園などで見かける噴水。家でも噴水を見ることができたらいいのに...
    実は、身近にあるもので簡単に作れます
    今回は、空気と水をあたためた時の様子を観察し、ペットボトルを使って噴水を作りました

    まず、寒天ゼリーを使って3つの実験を行いました。

    ①ペットボトルを空気で満たし、お湯をかけると...
    B201111101.JPG
    寒天ゼリーが勢いよく飛び出ました

    ②ペットボトル内を空気で満たし、氷水をかけると...
    B201111102.JPG
    寒天ゼリーが吸い込まれるように下がりました

    ③ペットボトル内を水で満たし、お湯をかけると...
    B201111103.JPG
    寒天ゼリーはほとんど動きませんでした

    空気は暖めると膨張し、冷やすと収縮しますが、水は温めても体積の変化はほとんど起きません。
    空気は目に見えないため、寒天ゼリーを使って空気の体積変化を確認しました

    次に、空気の膨張を利用したペットボトル噴水を作りました。
    装置は先程とほぼ変わりませんが、ストローの先には切ったスポイトの先端を取り付けています。
    こちらも2つの実験を行いました。

    ①ペットボトル内の水を半分くらい入れて、お湯をかけると...
    B201111104.JPG
    水が勢いよく出ましたが、そこまで高さはありません...

    ②ペットボトル内に水を少し入れて、お湯をかけると...
    B201111105.JPG

    B201111106.JPG
    先ほどよりも水が勢いよく出て、周りがビチョビチョに...

    ペットボトルの中には水以外に空気も入っており、空気が膨張することで水を押し出すのです
    そのため、ボトル内の水が少ない、つまり、ボトル内の空気が多いと、吹き出る水の高さが高くなるのです

    ちなみに...ペットボトル噴水の先を曲げると、水鉄砲のように打ち合いをすることができます
    B201111107.JPG

    身近な材料でもできる噴水なので、ペットボトルの大きさや水の量を変えて、ぜひご家庭でも試してみてくださいね
    ただ、周囲が水浸しになるため、お風呂など濡れてもよい場所で行うようにしてくださいね

    次回の実験もお楽しみに

    栄光サイエンスラボ 武蔵小杉東急スクエア校

    関連動画も是非ご覧ください。




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