実験レビュー

  • ポストドクターコース(中学1~3年生)2月実験レビュー「分離の化学」

    牛乳、食塩水・・・混ざっているものを分けられるか実験しました

    「分離の科学①」

    「分離」とは、色々な物質が混ざっている『混合物』をそれぞれの物質に分けることを言います
    分離には様々な方法があるのですが、 今回は「ろ過」と「遠心分離」を実験しました。
    「ろ過」は小学校でも習いますが、「遠心分離」は初めて聞いたという子もいました。

    まずオレンジジュースと牛乳をマイクロチューブに入れ、遠心分離機にセットします
    PD19022301.jpg
    そして遠心分離機をスイッチを入れ、回転させます。
    PD19022302.jpg
    使用した装置の説明書には4000rpmという文字が・・・
    これは1分間に4000回転しているという意味です。
    「は、早い」と生徒達は驚いていましたが、これでも遠心分離機の中では回転数が少ない方なのです
    5分ほど回転させ、中からチューブを取り出してみると・・・
    PD19022303.jpg
    オレンジジュースが綺麗に
    牛乳は見た目の変化はあまりないようです。
    次にオレンジジュースと牛乳をろ過してみましたが、 それぞれろ液・ろ過のスピードに違いがありイメージと違う結果になっている子が多かったです

    実験を通して、 ろ過は何の違いによって分離ができ、遠心分離は何の違いで分離しているかが理解できたと思います。
    身の回りでも実は多くの場所で使用されている「遠心分離」 、ぜひどのような所で使われているものなのか考えてみてください

    来月の実験は「電熱線の科学」 次回もお楽しみに

    栄光サイエンスラボ 横浜校 栗本




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