【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

ドクター(小学5~6年生)10月後半実験レビュー
[吉祥寺校]

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実験内容が、よりお分かり頂けますicon:face_smile

実験テーマ 「燃えないコップ」icon:body_biceps

ものが燃える時とは、どんな条件がそろったときでしょうかicon:question
これには、3つの条件が必要だと言われています。それは、
①燃えるものがあること。
②空気(酸素)が十分にあること。
③物の温度が発火点(燃え始める温度)以上になること。
です。つまり、このどれかの条件を満たしていないと、燃えないということになります。
さて、燃えない紙コップは一体どの条件が足りていないのでしょうかicon:question
実験してみましょうicon:face_smile

icon:mark_cloverまずは、熱の伝わりやすさについて実験してみましょうicon:note
銅・鉄・アルミニウムの針金をそれぞれ準備し、サーモテープを巻いて準備しましょうicon:ecstoramation
どの金属が熱を伝えやすいでしょうか?
D141023_2.JPG
このように針金で束ねて、完成ですicon:body_good]
サーモテープの部分に熱が伝わると、朱色に色が変化して、熱が伝わってきたことがわかりますicon:ok
いざ、加熱してみましょうicon:ecstoramation
D141023_3.JPG
「すぐ色が変わるから見逃さないようにね!」
「と言ってるそばから、色が変わった!一番は銅だ!」
こうして観察してみると、物に熱が伝わる速さはそれぞれ違う、
ということが目で見てすぐに分かりますねicon:sparkling
実験の結果から、熱の伝わりやすさは銅→アルミニウム→鉄ということが分かりました。

icon:mark_clover次は、いよいよ燃えないコップをやってみましょうicon:note
D141023_4.JPG
このように紙コップでかまどを作り、水の入ったコップを置きます。
今の水温は18℃ですね。では、いよいよろうそくに火をつけます。
D141023_5.JPG
ろうそくの火は、紙コップを熱しているのがわかります。どうなるでしょうか?
さて、1分後の水温は40℃、5分後の水温は65℃と、どんどん上昇していきます。
D141023_6.JPG
底の方に、気泡も出てきましたicon:ecstoramation
しかし...まだ紙コップは燃えませんicon:face_surprised不思議ですねicon:sweat
では、ここで火を消しましょう。

icon:mark_cloverここでみんなで議論です。
なぜ、紙コップは燃えなかったのでしょうicon:question
ここで燃える条件を思い出す生徒たち。
生徒「発火点に達していなかったのかな...?なんでだろう?」
先生「水の温度はどうなっていたんだっけ?」
生徒「水は温まっていたなぁ。あ!そうか、水の方にも熱が奪われて、紙コップの発火点に達しなかったの!?」
先生「そう!その通り!熱は温度の低いほうへ移動する性質があるので、水が温まったんだね。」
生徒「そうすると、ずっと加熱していくとどうなるんだろう!?」...続く
議論はどんどんヒートアップicon:ecstoramation

実験をした後にみんなで意見交換をすると、Actionでも自分なりの意見をまとめて書きやすくなりますね。
一人では気づかなかったところも出てくるでしょうし、また解釈の仕方も人によって異なりますので、
意見も表現のしかたも違っていて、面白いですicon:face_smile

熱の伝わりやすさは、料理にも応用されています。
中までぎょうざを温めるには!?そんな実験もやって、本日もあっという間に実験終了!

また次回もラボの実験を楽しみに、教室に来てくださいね★




栄光サイエンスラボ吉祥寺校 磯野