【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

科学実験!先生ブログ

電子工作コース(小学3~中学3年生)11月実験レビュー
[センター北校][電子工作コース]

電気抵抗を電子楽器に
1811EL01.jpg

簡易電子楽器を作ろう

今回の実験では、抵抗を利用した電子楽器を作製しました
装置の心臓部分は「スピーカー」と「発振回路」です。
スピーカーはそれだけで音を出すことはできず、スピーカーに流れる電気を「振動」させる必要があります。
「発振回路」による電気的な振動が、スピーカーを震わせ、それが音声になるのですね

そしてあと一つ、影の主役として「抵抗=電気の流れをジャマするもの」を活用して、電子楽器を作製しました。

■実験1■~簡易電子楽器を作ろう~
ブレッドボードに「発振回路」を組み込みます。
トランジスタとコンデンサがタッグを組んで、スピーカーに「振動」した電気信号を送ります。
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■実験2■~簡易電子楽器を使おう~
ここで影の主役「抵抗」が登場します。
その姿がコチラ
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濃いめの鉛筆で塗りつぶした太い線・・・これが抵抗です。
鉛筆の芯には、黒鉛が含まれており、これによって導電性を示します。
ただ、銅や銀とは違い、「ちょっと電気の流れをジャマする」性質があるのです。
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そこで、装置から伸びている導線を「鉛筆の太い線」につなぐと・・・
電気の流れをジャマされた度合いに応じて、音程が変わる簡易電子楽器が完成します

最初は、音程のコントロールに苦戦していました
しかし、段々とつなぐ位置と音程がわかってくると・・・
1811EL01.jpg
音階をつけて、簡単な演奏ができるようになりました

今回の実験を通して、抵抗が発振回路に流れる電流に影響し、音の高低に影響しているということを学びました

次回は、違う方法で「抵抗」を変化させる電子楽器を作ります。
楽器の基本的な動作原理は似ていますので、ぜひ今回の実験を覚えておいておくとGoodです
お楽しみに

栄光サイエンスラボ センター北校 髙久