栄光サイエンスラボ ~本格的な科学実験を通して論理的思考力を育成する~ 新年度開講

科学実験!先生ブログ

ポストドクターコース(中学1~3年生)4月実験レビュー
[ポストドクターコース(中学生)][新浦安駅前校]

P4250515.JPG
水中にあるものには「水圧」がかかります。
水の深さと水圧の大きさにはどのような関係があるのでしょうか?

「水圧と気圧」

こちらの容器には水がたっぷり入っています
よくみると、高さの違ういくつかの栓がついているのが分かります。
この栓を同時に抜いてみましょう
すると・・・
P4250516.JPG
当然水が出てきます注目点は水の勢い。
深くなればなるほど、水の勢いが増しています。
水圧は「水の重さ」と関係しているので、深い方が水圧が大きいことが分かりますね

次の実験では、下部に穴を開けたペットボトルに水を貯め、条件を付けて穴から水を出した時の水位変化をグラフ化して確かめました。

条件①:フタをはずしておく。
結果:グラフはゆるやかなカーブを描き、段々と変化量が少なくなっていきました。

条件②:ストローが貫通したフタを用意し、フタを閉めたときにボトルの半分程度までストローが入るようにしておく。
結果:グラフは最初、ほぼ直線をたどり、その後にゆるやかなカーブを描きました。
結果のグラフはこちらです。
PD修正.jpg
◆下のグラフが条件①、上のグラフが条件②です。

この実験でのポイントは2つです。
一つは、水圧は水深が浅くなるほど、小さくなるため、段々と変化量が減っていったこと。
もう一つは、ボトルの穴から水が出ると同時に、外の空気がボトル内部に入っていることです。

条件②では狭いストローの口から空気がボトルの中に入るため、水の出る量が条件①に比べ、抑えられていました。
容器から水が出る時には、水圧だけでなく、気圧(空気)についても考えることが大切なのですね

さて、今回の実験の考察ではペットボトルの断面積を求めるものがありました。
断面積を求める実験を、自分で考える、というものです。
単なる計算をするだけではなく、どのようにすれば自分の求めたいことが分かるのか・・・
皆さんも、すぐに答えを見るのではなく、気になったことを解決する方法を考えてみてくださいね

栄光サイエンスラボ 新浦安駅前校 饗庭