【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

ポストドクターコース(中学1~3年生)「物質の分解」
[ポストドクターコース(中学生)][武蔵小杉東急スクエア校]

ポストドクターコースの9月の実験は「物質の分解~電気分解~」です
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「電気分解」とは電気を流して、物質を分解していくことです。
今回は水の電気分解を行うため、まずは水に電気が流れるのかを確かめていきました。

純粋な水や砂糖水では電流計の針は動きませんが...
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食塩水では針が動きました!これは電気が流れている証拠ですね
この結果から、水は特定の物質(電解質)を溶かすと電気が流れやすくなることが分かりました。

次は、水に電気を流しやすくするため硫酸ナトリウムを溶かし、BTB液も混ぜて電気分解を行いました
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すると炭素棒の先からぶくぶくと泡が発生し、時間が経つにつれてBTB液の色が変わりました。
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この泡は水を電気分解したことにより発生した「酸素」と「水素」です!
どちらも無色で無臭の気体のため、BTB液の色の違いやライターや線香の火を近づけた時の反応の違いから見分けていきました

最後は、電解質の水溶液と2種類の金属を組み合わせてできる電池を作ってみました。
金属の組み合わせによって、電圧の大きさが異なることも観察できましたね。
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栄光サイエンスラボ 武蔵小杉東急スクエア校


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