【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

電子工作コース(小学3~中学3年生)11月実験レビュー
[自由が丘校][電子工作コース]

今月は『簡易電子楽器を作ろう』です

決まったリズムで変化をくり返す交流を作り出す発しん回路を 作ります。 発しん回路を使うことで、LEDを点めつさせたり、スピーカーからブザーのような音を出すことができます
身近な所ではラジオやパソコンにも使われている回路です

では、さっそく、回路を組み立てていきましょう

まず、実験1では電子楽器になる回路を組み立てます。 ブレッドボードのテキストで指定されている場所に抵抗を差し込んでいきます。
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さらに、LED、トランジスタ、青いコンデンサ―を差し込み、 スピーカーと導線2本、電池ボックス、電池を差し込んで、 完成です
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電池ボックスをつなげてみると・・・
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LEDが光り、回路がきちんと作れました

いよいよ、作った簡易電子楽器で実験をしていきます。
テキストにある3種類の四角形をえんぴつで塗りつぶします。
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それぞれのえんぴつで塗りつつぶした線の両端に回路の導線を触れさせ、スピーカーから出る音を聞いてみます。
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あれ、音が出ない、、、
でも焦らないで行きましょう。音が出なかったのは、どこかで回路が繋がっていないからです。テキストの回路図と見比べて、誤りがないか確認すると・・やはり誤りがありました 電子工作では、こういった事は良く起こりますが、ブレッドボードという抜き差し自由な基盤を使っているので、簡単に直すことができます。

直った回路で実験すると、(1)の線では「ピーーーー」という高い音が、(2)の線では(1)より高い「キーーーー」という音が、(3)の線では「ブーーーー」という一番低い音が ブザーからなりました。

面白かったことは、(3)の細長い線で、左の導線を線の左端につけたまま、右の導線を右端から左端に動かしていくと、 だんだん音が高くなっていくことです
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実験3では色えんぴつや、クレヨン、水性ボールペン、油性マーカーなどで書いた6種類の線で実験をしました。
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なんと、どれも音が鳴らないという結果になりました

どうやら実験2で使った黒のえんぴつは黒鉛という電気を流す物質が含まれている事が関係ありそうです。スピーカーが鳴らなかった色鉛筆などは黒鉛は入っていないそうです。

今回は、えんぴつで書いた線の長さや太さで、抵抗(電流の流れにくさ)のちがいを使って、回路に 流れる電流の大きさを変化させ、スピーカーの音の高さの違いをつくり出しました。 線の長さが長くなると、抵抗が大きくなって低い音が出たり、太さを太くすると抵抗が小さくなって、 高い音が出たり面白いですね

次回は『不思議な電子楽器を作ろう』です、お楽しみに!

栄光サイエンスラボ 自由が丘校 平