- ドクターコース(小学5~6年生)8月①実験レビュー
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冷たいせんたくのりを、温かいせんたくのりに流し込むと・・・?8月の実験は
天気を科学する
です。
冷たいせんたくのり(青)と温かいせんたくのり(赤)を用意します。
冷たいせんたくのりを、温かいせんたくのりに流し込むと、どうなるでしょう?
混ざり合うでしょうか?
「冷たいせんたくのりは、温かいせんたくのりの下をどんどん進んでる!」
次に、温かいせんたくのりを流し込みます。
「温かいせんたくのりは、冷たいせんたくのりの上をのぼって行った!!」
この実験では、液体であるせんたくのりを使いましたが、気体である空気でも同じ考え方ができます。
それが、暖かい空気と冷たい空気が出会うときにできる前線の代表格 「寒冷前線」と「温暖前線」です。
この前線モデルを見ながら、どの辺に雲ができるかをみんなで考えました!次に、注射器の中に雲を作りました。
お湯で注射器の内側を濡らします。
ピストンを押し、空気を縮め、一気に力を抜いて、ピストンから手を離すと・・・
「雲ができた!!」 もう一度、空気を押し縮めると、雲が晴れました。★乾いている注射器でもやってみよう!
「あまり雲ができないなぁ~。」最後に風が吹くしくみ(空気の対流)についても確かめました。
線香の煙は、どんどん上に上っていきます。★氷を置くとどうなるかな?
「冷やされて、煙は下に行くと思う。」
「下に降りたあと、左右に分かれると思う!」
さて、結果は・・・
「ぐるぐる回った!!」
「氷をもっと増やしてみたい!!」
「煙が回るのが速くなった」
今回の実験では、天気を決める空の「雲」に着目しました。
水分をふくんだ暖かい空気が、冷やされると雲ができます。
夏は、じめじめしていて、突然の雨が降りやすい季節。
さっきまで暖かかったのに、急に冷たい風が吹いたら、空気が冷やされて雨が降るかも
皆さんも天気予報だけでなく、自分の目で雲を観察したり、肌で空気を感じてみてください
天気の変化がもっともっと面白くなりますよ★