ドクターコース4月後半の実験は「気体発生の組み合わせ」。4月前半に行った実験の応用です。
今回は3種類の液体の薬品に4種類の固体を入れ、どの組み合わせがどのように反応するのかを確認しました

まずは準備。試験管に液体と固体の薬品をそれぞれ入れていきます。
使う薬品はオキシドール、塩酸、水酸化ナトリウム水溶液、入れる個体はアルミニウム、二酸化マンガン、スチールウール(鉄)、大理石です。
全部で12種類の組み合わせを子どもたち全員が一人ひとり自分専用のセットで実験します

気体が発生しているのか?その速度、発生量に違いはあるのか?他に気付いたことは?小さな情報も見逃さないようにじっと見つめます。
もちろん安全のためのゴム手袋と防護メガネは欠かせません

続いては、温度と反応速度の関係を学ぶため、塩酸にアルミニウムを入れた試験管を加熱します。
塩酸にいれられた挙句アルコールランプに強加熱されるアルミ箔の運命は?
すっかりアルミニウムが溶けてしまった水溶液を再加熱し、水分を飛ばします。反応が終わった水溶液に溶けているものは?その性質や特徴は?
教科書に載っている実験をやるだけでは終わりません。
教科書に必ず乗っている有名な実験を、さらにその先まで突っ込んで行うことで、水溶液の反応と、気体の種類と発生法まで学び大満足でした
