【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

実験レビュー

夕日を作ってみました!(2010/05/24)
[高田馬場校]

前の「空を見つめてみよう!」というお話の続きです☆
ついに、夕日を上手に作れましたので、皆様にお伝えしますicon:face_smile

「夕日作り」にまず必要なのが、「牛乳」です!

10052401.jpg

あとは、水が入ったペットボトルと、筒をつけ光が広がらないようにした懐中電灯を用意します♪
10052402.jpg

ペットボトルの中に、牛乳を少し入れ、よく混ぜたら、準備は完成ですicon:body_no1
10052403.jpg

暗い部屋に、ペットボトルを横にして置きます。
次に、光をペットボトルの真上から照らすと...
10052404.jpg

少し青白っぽくなっているのが、分かりますか?
これは、昼の空の色を再現したものになります。

次は、ペットボトルの底の方から、光を当てると..
10052405.jpg

なんと、底が赤くなっているのがわかりますねicon:face_surprised
これは、夕日の再現です!!

実際に、目で見てみると、違いがはっきり分かると思いますよ♪

仕組みを説明しますね!
空気中には、ほこりやちりなど、比較的大きな粒子が散乱しています。
このほこりの役割をしていたのが、牛乳になります。
牛乳が混ざった水はコロイド溶液といい、1~500nm程度のコロイド粒子が
水の中に散らばっている状態です。

ここに、光が当たると、コロイド粒子が光を散乱させます。
これを「チンダル現象」といいます。
青い光は、散りやすく、全体として白っぽく見えますが、
赤い光はコロイドがあっても透過しやすく、ペットボトルの底から光を当てても、
飲み口のところまで光が届き、赤くなって見えます。

これが、夕日の正体だったのです☆

では、みなさんに質問!!
夕焼けはよく見ますが、朝焼けはあまり見ないですよね?
理論的には、日の出も日の入りも、太陽の光は、地上に対して低く、
どちらも空が焼けるはずなのですが...??

いろいろな説があるようですが、ひとつとして、朝は人間たちがまだ、活動を始めていなく、
空気が綺麗なので、光は長距離でも透過しやすいそうです。
夕方は、人間が活動して大気にほこりが舞っているため、
青い光をより透過しづらくしていると考えられています。
人間の活動が、大気の状態まで変えているだなんて、すごい影響力ですね!

この実験は、お家でも簡単に出来ますので、よかったらやってみてくださいねicon:sparkling



栄光サイエンスラボ高田馬場校 堀川智子