栄光サイエンスラボ ~本格的な科学実験を通して論理的思考力を育成する~ 新年度開講

生徒・保護者からの声

小学校4年生 武村駿成くんと、お母様のインタビュー
[吉祥寺校]

本日は、吉祥寺校に通う小学校4年生の武村駿成くんと、お母様にお話を伺いましたicon:face_smile

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磯野先生「本日はお忙しい中、お時間いただきましてありがとうございます。楽しいお時間になればと思います。よろしくお願いします。まずは、駿成くんからお話を伺ってみたいと思います。駿成くんは、ラボに通ってどのくらいになるかな?」
駿成くん:「2014年の4月からなので、8ヶ月です。」
磯野先生:「もうそのくらいになるのかぁ。もともと理科は好きだった?」
駿成くん:「普通に好きだったと思います。特に算数に似ているところが好きです。」
磯野先生:「それはどういうこと?」
駿成くん:「国語などはいろいろな解釈ができて、答えが1つに決まらないけど、算数は計算すると、必ず1つの答えが決まるし、理科もこうやるとこの反応が起きる、など1つに定まるところが好きです。」
磯野先生:お母様:「なるほど~!」
磯野先生:「1つに答えが決まると、スッキリするよね!もうすでに理系脳だなぁ。そうすると、ラボが好きなところはどんなところかな?」
駿成くん:「毎回、1つだけじゃなくて、必ずいくつか実験ができるところです。あと、先生がいつも楽しいお話をしてくれたりするところや、興味を持たせてくれるように話してくれるところが好きです。」
磯野先生:「そうなんだ!そう言ってもらえると、先生もすごく嬉しいなぁ。最近だと、どんな話に興味を持てたかな?」
駿成くん:「やっぱり、砂漠化の話です。」
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磯野先生:「おお!やっぱり!(ノートのコピーを差し出して)それで、この吸水性ポリマーと砂漠化の解決方法について調べてきてくれたんだね。砂漠の砂には、塩分が多く含まれているから、吸水性ポリマーはうまく水を吸水できない、という話や実験をしたね。駿成くんは、先生の砂漠化の未解決話を聞いたときに、どんなことを感じましたか?」
※マスターコース 11月前半実験「芳香剤を作ろう!」のレビューを参照

駿成くん:「世の中困っている人がいたら、僕にも何かできることがあるんじゃないかなと思い、調べてみました。」
磯野先生:「へぇ~(じーん)...そうなんだ。駿成くんは、人の役に立ちたいって気持ちを持っているんだね。」
駿成くん:「それに、いつかノーベル賞も取りたいとも思っています。」
磯野先生:お母様:「おおおお!そうだったのね!!(拍手)」
磯野先生:「それはラボの夢でもあるんだよ!ラボの卒業生が、いつかノーベル賞を取って活躍してほしいという夢があるので、それはぜひがんばってほしい!もちろん、ノーベル賞という形でなくても、駿成くんたちが社会で活躍してくれたら、先生はすごい嬉しいです。」
駿成くん:「そうなんですね。がんばります!」
磯野先生:「話は戻るけれど、調べてみて砂漠化についてどんなことがわかりましたか?」
駿成くん:「どうやったら塩分が分解されて、塩分の効果がなくなるのか、という観点から調べてみました。まず、父に塩分をうまく消す方法はないか?と相談してみたら、塩分を分解してみたらどうだろう?ということになりました。それで、インターネットで塩化ナトリウムを分解する方法を調べてみたら、濃硫酸を加えると、塩化ナトリウムが分解されることがわかりました。」
磯野先生:「なるほど。そうだったんだ。ということは、これは今現在行われている砂漠化の解決方法というわけではなくて、駿成くんが自分で考えた方法ということだね?」
駿成くん:「はい。そういうことです。塩分を分解すれば、吸水性ポリマーが本来の働きを発揮できるのではないかと考えました。」
磯野先生:「なるほど...!ということは、濃硫酸入りの吸水性ポリマーを使用すれば、吸水性ポリマーは塩分に邪魔されることなく水を吸水できる、と考えたということ?」
駿成くん:「はい。」
磯野先生:「これについて先生からもきちんとコメントさせてもらってもいいかな?駿成くんが考えてきてくれたアイディアを実行できるかどうかはまず置いておくとして、塩分を分解するには、という視点は新しいと思うし、面白いアイディアだと思います!ところで、濃硫酸ってどんな薬品かというと、今日やった水溶液の性質でいうと、酸性がものすごく強い薬品なのね。」
駿成くん:「そうなんだ...!」
磯野先生:「濃硫酸を使うことで、おそらく砂漠化は解決できるかもしれない、でも新しい問題として今度は植物が育たなくなってしまう、などの新しい問題が出てくるかもしれないね。」
駿成くん:「ああ...!たしかに...。」
磯野先生:「何事もそうなんだけど、何かを解決しようとすると、また新しい問題が出てきて、今度はそれについてまた仮設を立てて実験して...ということの繰り返して、これまでの科学は発展してきたと思うのね。だから、今回調べてきた駿成くんのこのアイディアは、まさに第一歩だと先生は思うんだ。砂漠化のアイディアを出したときに、では他に何か問題がないかな?という周りへの影響についてまた仮説を立てたり、実験したりして、ラボでやっているPDCAサイクルを繰り返していく...それこそがまさに、砂漠化を解決する方法を一歩ずつ進めていくこと、ということなんだと思う。」
駿成くん:「はい、そうですね!」
磯野先生:「だから調べてきた結果が正しいとか、間違っているということではなくて、自分の考えを実現するために一歩を踏み出せたことがすばらしいことだと思います!」
駿成くん:お母様:「ありがとうございます。」

磯野先生:「では、話は変わりますが、7月の初めての学会はどうでしたか?」
駿成くん:「思っていたよりも、言いたいことが言えてスッキリしたなと思いました。自分の考えを自分で言えることが楽しかった。」
磯野先生:「そうだったのかぁ。初めての参加だったのに、とても堂々としていて立派だったよ!この調子なら、ノーベル賞の発表も大丈夫そうだね!」
一同: 「笑」
磯野先生:「他の友達の発表を聞いてどうだった?」
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駿成くん:「同じクラスの友達の発表を聞いたとき、テーマも同じだったのですが、やっぱり自分と考えが違ったし、自分はこういう発表がしたいと思ったけど、友達は違う考え方をして発表していたので、それが面白いと思いました。」
磯野先生:「すばらしい!いろんな人がいれば、いろんな意見を持ってる人がいるよね。それはどっちが正しいとか間違ってるとかではないんだよね。今の駿成くんの話を聞いて、そう考える人もいるんだと受け入れること、認め合うことがとても大切なことだと先生は感じました。みんな違った意見を持っているんだってことを知れたということだけでも、すばらしいことですね。ラボのクラスの友達にもライバル心があるみたいだしね!」
駿成くん:「え!?僕はどちらかというと、仲間って思ってますよ!」
磯野先生:「あ、そうかそうか。じゃぁ良き仲間であり良きライバルでもあるんだね。では、1月にまた学会がありますが、挑戦してみたいことはなんですか?」
駿成くん:「自分の発表するテーマをより深めて、聞いてる人にも『なぜだろう?』という気持ちにさせる中で、自分なりの意見を述べて納得してもらいたいです。」
磯野先生:「今のところ、テーマはどれを発表してみたいですか?」
駿成くん:「もちろん吸水性ポリマーの芳香剤を作ろう!です。」
磯野先生:「そうだよね!自分で研究を進めてみたということの紹介や駿成くんの砂漠化の解決について考えた仮説や次の課題点などについても話すと、すごい発表になるんじゃないかな。楽しみにしています!」
駿成くん:「はい、がんばります!」

磯野先生:「最後になりますが、駿成くん自身、将来こんな自分でありたいというイメージはありますか?」
駿成くん:「大人っぽい話になりますが、きちんと働いて生活費を確保する一方で、世の中に困ってる人たちのために研究を続けるための研究費も確保して、研究を続けていけるようにしたい。」
磯野先生:お母様:「げ、現実的...!」
お母様: 「この年齢なので、もっと夢を持っててもいいかなと思うんですけど...」
駿成くん:「だって、夢だけじゃ生きていけないじゃん!」
磯野先生:「すごいしっかりしているなぁ...。ちなみに、先生も夢があるよ!駿成くんたちが自分のやりたいことを仕事にしてお金を稼げるようになるための魔法学校がほしいね。やっぱりやりたいことやってても、お金を稼げないのでは続けられないと思うしね。」
駿成くん:「そうなんですよ!やっぱり貯金もして、保険もちゃんと入って、生きるだけに必要なことはきちんとして、残ったお金で思い切り実験や研究がしたい!」
磯野先生:「す、すごい...!科学好きは誰の影響かな?」
駿成くん:「祖父がすごく好きで、科学の本や元素の図鑑など買ってもらっています。」
お母様: 「私も主人も、理系の話はさっぱりで...!」
磯野先生:「そうだったんですね。では、ここからは、お母様にもインタビューしていきたいと思います。ご家庭ではラボのお話はされますか?」
お母様: 「はい、ラボでやってきたことは一通り聞いています。けっこう分からないことも多くなってきていて、越されちゃいましたね。」
磯野先生:「テキストも見られますか?」
お母様:「はい。テキスを見ながら話してくれています。」
磯野先生:「駿成くんが書かれていることについて何か感じることはありますか?」
お母様:「思った以上に仮説をしっかり立てていることに驚きました。こうやって立てているんだなと。」
磯野先生:「そうなんですよね。駿成くん、いつも絵や擬人法で例えるのが得意で、駿成くんがどう考えているのかとてもよく伝わっています。では、ラボに通おうと思ったきっかけや、ラボに決めていただいた理由をお聞かせください。」
お母様:「やっぱり本人の興味が理系寄りになってきたなと感じたので、高学年になったタイミングで科学実験教室やロボット教室かどれかに入れてあげたいと思っていました。いろいろ行ってみたのですが、ラボが一番良かったです。内容もすごく深めてくださってるなと感じました。主人は、子どもサイエンス学会があることがとても気に入っていました。私はロボット教室だとプログラミングだけに限られてしまうので、ここだといろんな自然科学にも触れられるので、良いかなと感じました。教室もとてもキレイですし、先生もすごく良かったので!」
磯野先生:「ありがとうございます。私も高い目標を持つ駿成くんがラボに来てくれることになって、とても嬉しいです。続きまして、学会についてです。7月の初めての学会はいかがでしたか?」
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お母様:「初めての学会だったので、あまり期待せず、まずは経験させてみようと参加しました。発表するまでの過程も、とても良い経験になりました。でも、やっぱり欲も出てきて、全国大会もぜひ目指していきたいなとも思います。お友達に負けたくないということではなくて、自分の考えを深めて発表することで、周りに認められて、結果的に全国大会に進めることになれば、それが一番良い形かなと思います。がんばった証にもなりますしね。」
磯野先生:「全国大会では、トロフィーももらえるので、ぜひがんばりましょう!今後、駿成くんには、どんな風に成長してほしいと考えていらっしゃいますか?」
お母様:「やっぱり習ったことを深めてほしいですね。実験して終わり、ではなくて、実験の結果から発展させて考えたり、発表したりする力をどんどん身につけてほしいです。」
磯野先生:「なるほど。そのためには、アウトプットさせていくことが大事ですよね。駿成くん自身が実験からどのようなことを感じたのか引き出していけるように私も指導していきたいと思います。」
お母様:「ぜひよろしくお願いします。」
磯野先生:「お母様がラボに期待していることはどんなことでしょうか?」
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お母様:「今の話と重複しますが、授業だけで終わらずに応用する力を身につけられるよう、ご指導を引き続きよろしくお願いします。」
磯野先生:「『科学が好きになる。未来を変える力になる。』というラボの理念にもありますように、好き、で終わるのではなく、そこからお母様のおっしゃる応用する力や自分の意見を述べるプレゼン能力が、結果、駿成くんの未来を良い方向へ変えていく力につながっていくと思います。ぜひ期待してください。」
お母様:「吉祥寺校が優秀教室ということでトロフィーをいただいたというのが、とてもよく分かります。」
磯野先生:「本当ですか!?」
お母様:「ええ。磯野先生の情熱もすごいですし!」
磯野先生:「伝わってます?ありがとうございます!」
お母様:「今後とも、よろしくお願いいたします。」
磯野先生:「こちらこそ、よろしくお願いいたします。それでは名残惜しいですが、これでインタビューを終わります。本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございました。」