【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

科学実験!先生ブログ

マスターコース(小学3~4年生)12月後半実験レビュー
[桜新町校]

今回の実験テーマは「手羽先の解剖」

食材として良く使われるニワトリの手羽先。
ヒトでいうと体のどこの部分なのでしょうか・・・?
解剖して確かめます

まずは、解剖ばさみの使い方を学びます。
解剖ばさみには2種類の刃がついており、尖った刃は切れ込みを入れるとき、丸い刃は内臓や筋肉を傷つけないように切開するときに使います。

解剖ばさみを見るのが初めてという生徒も。
うまくできるかドキドキしますね

まずは皮を外して中を見てみましょう。
膜を切るのにはじめはみんな大苦戦
M1812_1.JPG
皮を外すと筋肉がよく見えます。
M1812_2.JPG
「おお~きれい!」
「なんか楽しくなってきた~

次は筋肉をばらばらにして引っ張ってみます。
すると先端が・・・?
「パタパタ動く~
「こうやって動くのか

筋肉の端には白い筋のように見える「腱」がつながっており、その「腱」はとなりの骨とつながっていました。
筋肉が縮むと、腱を介してとなりの骨が引っ張られ、翼を動かせるという訳です
私たちの腕、指、足などもまったく同じ仕組みで動いていることに、みなさん驚いていました
また、スポーツをしていて腱を切ってしまうとどうなるか・・・なんていう話も 実感をもって聞くことができますね。

解剖を進めていくと、筋肉に包まれた骨が見えてきました。
M1812_3.JPG
ここは、先端のとなりの部分で、骨は2本見えました。
これはヒトに置き換えると、前腕(=手首と肘の間)に当たり、実はヒトも同じく2本の骨を持ちます。
ヒトとニワトリが同じ祖先から進化したことが感じられますね

手羽先には、ニワトリの場合は人差し指、中指、親指にあたるつくりがあります。
そんな話をすると 「手羽先の部分も解剖してみたい!」 と、とても積極的に取り組んでいました。

最後に関節を外して、骨の先端に軟骨があることを確認しました。
軟骨を触るととてもツルツルしていて、関節の中で骨同士が削れないようにしています。

「なんか骨から血が出たよ。」
割れた骨を見て、骨が筒になっていて、中が赤いことに気づいた生徒もいました
これは骨髄と呼ばれるところで、ここで血が作られています。

見慣れた手羽先の中にもたくさんの発見がありましたね
次回はいよいよ子どもサイエンス学会の準備です
新学年に向けたよい締めくくりとなるようがんばりましょう!

栄光サイエンスラボ 桜新町校 水野