【栄光サイエンスラボ】幼児・小学生・中学生のための科学実験教室

科学実験!先生ブログ

ドクターコース(小学5~6年生)8月①実験レビュー
[練馬校]

今回の実験テーマは「地震のしくみ」です。

地震大国といわれる日本ですが、なぜ日本は地震が多いのでしょうか?
そして地震はどのようにして起こるのでしょうか?

日本では、人が感じることができないくらい小さな地震も含めると1日に300回も地震が起こっています
地震はプレートの活動によって起こりますが、日本の周辺では4つのプレートが重なっているためたくさんの地震が発生するのです。

今回の実験では、地震が起こると地層にどのような変化が起こるのか、 地震に強い建物をつくるにはどうしたら良いのかを模型を使ってモデル実験しました

1つ目の実験では、地層の両端から力がかかった時に、地層の硬さによって影響が異なるか観察しました。
スポンジ(やわらかい地層)の両端から力を加えると・・・
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スチロール板(かたい地層)の両端から力を加えると・・・
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地層の硬さによって結果が違いましたね。
硬い板に力を加える時に子どもたちは 「えっ本当にやっていいの?絶対に折れると思う!」と言っていました。
実験をする前に結果を予想できていて感心しました

2つ目の実験では、断層の観察をしました。
断層モデルの両端から力を加えると・・・
D18082506.JPG D18082505.JPG
断層モデルの両端から引っ張ると・・・
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力のかかり方によって土地の変化が異なりましたね。

3つ目の実験ではペットボトルで液状化現象の模型を作りました。
ペットボトルに黄色の粗い砂、緑色の細かい砂、プラスチック球を入れて、水をいっぱい入れました。
1度ペットボトルを逆さまにしてから元に戻して、砂が積もっている高さに輪ゴムをかけました。
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そしてペットボトルを揺らすと・・・
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「プラスチック球が出てきた!」
「黄色の粗い砂が上の方で、緑色の細かい砂が下の方にあるよ。」
「砂が積もっている高さが低くなっている!!」
たくさんの変化に気がついてくれましたね、実はこれらの現象は重いものは下に、軽いものは上に行くで説明できるのですよ

4つ目の実験では、建物の地震への対策について実験しました。
なにも対策をしていない1階建ての黄色の家と筋交いがある1階建ての緑色の家で比較してみました。
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「筋交いがあると全然揺れない
次に、2階建ての青色の家とも比較してみました。
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「ゆっくりだとビルの方が揺れるのに、速いと黄色の家の方が揺れる。」
「筋交いってすごいね!」
揺れの大きさや速さによって、建物の揺れ方が違いましたね。

日本で生活する上で、地震という災害からは逃れられません。
ですが、地震によってどんな影響があるのかを知ることで防災意識を高められたと思います

9月の実験もお楽しみに

栄光サイエンスラボ 練馬校 鈴木