- マスターコース(小学3~4年生)12月後半実験レビュー
- [錦糸町校]
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「僕には聞こえるよ!先生は?」12月のマスターコース「電子回路を科学する②」では、前回つくった電子回路を改造して、「犬笛」を作りました。 犬笛とは、犬の訓練で使用されているホイッスルのことで、人には聞こえない超音波の領域まで音を出すことが出来る装置です。
ブレッドボードに部品を差し込み、完成した犬笛がこちら!
このつまみを少しずつ時計回りに回していくと・・・
キーーーーーーン!!
「宇宙人が出しそうな音だ!笑」
「頭が痛い~~」
ブザーの中には、うすい板が入っていて、電流を流すと板が振動します。
板の振動は、空気も振動させ、音として私たちの耳に伝わります。
新たに登場したのが、この可変抵抗つまみを回すと、回路に流れる電流の大きさを変えられます。
流れる電流が大きくなると、板がたくさん振動するようになり、より高い音が鳴るのです。聞こえなくなったところで、「これが超音波だよ!」と声をかけると、「まだ聞こえるよ!!」という子どもたち!
私たち「ヒト」が聞き取れる音は、20~20,000Hzの振動数と言われていますが、歳を重ねると高音が聞こえにくくなるということも確かめられました
「ゆきちゃん(ハムスター)は聞こえているのかな?」
調べてみると、ハムスターは50,000Hzくらいまで聞こえるそうです今回の実験では電子工作を行いながら、「音」についても学びました。
「他の生き物には聞こえるのかな?」
「もっと大きな音を出したいな!」
「おうちに帰ったら、お父さんにも聞かせてみる♪」
もっとやりたいこと、調べてみたいことも見つかりましたね(^^)さっそくおうちに帰ったら、犬笛を使って、家族に実験してみせているのではないでしょうか?
次回は、子どもサイエンス学会の準備の時間です。
むずかしく考えずに、楽しかったことを自分の素直な言葉で伝えてほしいなと思います!
一緒に準備をがんばりましょう★栄光サイエンスラボ 錦糸町校 荒谷