栄光サイエンスラボ ~本格的な科学実験を通して論理的思考力を育成する~ 新年度開講

科学実験!先生ブログ

ドクターコース(小学5~6年生)9月前半実験レビュー
[練馬校]

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「磁石を作ろう」

皆さんは磁石と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?
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棒磁石、U型磁石、丸い磁石、ネオジム磁石などでしょうか?

今回は、電流を流しているときだけ、磁力が発生する「電磁石」を作り、その特徴などについて調べる実験を行いました。

まずは、鉄心に導線を100回巻いて電磁石を作ります。
D17090902.JPG
グルグル

できた電磁石に電流を流して、クリップに近づけると・・・
【100回巻き・単三電池1個】
D17090903.JPG
わっ クリップがくっついた。
磁石になっていることがわかりましたね。
ちなみに、永久磁石をクリップに近づけると・・・
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わっ もっとたくさんのクリップがくっついた。
「電磁石って弱いんだぁ~」とA君。
「いやいや、実は電磁石は磁力の強さを変えることができるんですよ!」と先生。

今回は、次の方法で磁力の変化を調べました。
①導線の巻き数を増やす。
②電流を大きくする。
200回巻き単三電池1個】
D17090905.JPG
【100回巻き・単三電池2個】
D17090906.JPG

電磁石にくっつくクリップの数が増え、磁力が強くなったことがわかりましたね
ところで、鉄心をコイルから抜くとクリップはくっつくのでしょうか?
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あれっ くっつかない。
鉄心がないと電磁石ではなくなってしまうのでしょうか?
そこで、方位磁針に近づけて調べてみました。
すると・・・
D17090908.JPG
針が動いたっ
つまり、クリップを持ち上げるほどの磁力はないけれど、コイル自体に 電流が流れると磁力が発生していることがわかりましたね。

さて、ここでずっとコイルを使ってきましたが、まっすぐな導線では磁力は発生するのでしょうか?
「方位磁針で調べてみればいいんじゃない!」とB君。
【電流を流さないとき】
D17090909.JPG
【電流を流したとき】
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針が動いた。
まっすぐな導線にも磁力が発生していることがわかりました
電磁石は導線を巻きつけたものですから、導線から発生した磁力が集まったものだったのですね。

普段、ほとんど意識することはありませんが、電流と磁石は切っても切れない関係にあります。
電流が流れれば必ずその周りには磁力が発生します。とても不思議ですね。

次回はこの電流と磁石に関係のあるモーターについての実験を行います。
ぜひ、お楽しみに

栄光サイエンスラボ 練馬校 水野