- あなたはどこまで聞こえますか?
- [センター北校]
-
「先生、ぼくには聞こえるよ」
私には聞こえないのに・・
小学3年生の生徒には聞こえていました
なんの話かというと
小学3・4年生の授業で、電子回路を利用して、犬笛の作製をしました
犬笛というは、犬の訓練のために出すホイッスルのことで、人には聞こえない超音波の領域まで出す装置です。
この犬笛、回路内の可変抵抗という部品の調節ねじを、時計方向へまわしていくと、
犬笛の音がどんどん高くなります
そしてしまいには、超音波になるようになっています。
授業中に私のそばにいた生徒が、調節ねじを時計方向へゆっくりと回していました。
途中で聞こえなくなったので、
「あ、今もう聞こえなくなったね。超音波になったね
」
と私が言うと、
「先生、ぼくには聞こえるよ」
と言うんです・・
年齢によって聞こえる音の範囲が異なるという事を、改めて実感しました。
人間は、10~20歳あたりが、最も広範囲の音を聞く能力があるそうです。
30歳を超えると、低い音も高い音もだんだんと聞こえる範囲が狭まります。
また、個人差もあるそうです。
この事は、例えば世間でこんなことに利用されています
4年前ほどから、10代の若者が、コンビニエンスストアの前に長居してこまっているお店で、
若者だけに聞こえる超音波装置を使っているところが、海外でも多くあります。
若者だけに聞こえる高音なので、彼らにとってはとてもうるさく感じ、
お店の前に長居することはなくなるそうです
私はもうすぐ30歳・・人間の聴力としてのピークを過ぎている、ということに
ちょとせつなくなるのでした
栄光サイエンスラボ センター北校 塩田


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